通じ合わない解説
「わかったってば。」
ゆいが、おこったみたいに 言うと、まきのくんの 口が、へのじになった。まきのくん、なきそう。
「すぐ いくから だいじょうぶだよ。」
ゆいは あわてて言った。
まきのくんは、すぐ なくんだ。おにごっこの おにに なったって ないちゃう。しかも すごく大ごえ。先生やママに きこえるように わざと 大ごえで なくんだって、みんな 言ってる。
「かんじドリル、わすれないで もってきてね。」
まきのくんは、( _ _ _ _ )な 顔のまま、帰っていった。
これ、長男小1の今日の家庭学習のプリント問題。
まず最初、カッコの中にどんな4文字が入るかってことで、
かなしい
と書いてた。
別の問題の選択問題で選んだ答えが、悲しいという気持ちだったので、その答えを写したんだな、と思った。
「でもさー、かなしいだったら、文中の、な、にはうまく続かないじゃん?かなしいな顔、って、変でしょ」
と言ったら、次は
うれしい
と書いてた。
なんでそうなる???
長男小1に聞いてみると、登場人物のゆいが漢字ドリルを持ってきてくれるからまきのくんは幸せな気持ちになっているそうだ。
うーん、どうすればいいのー?
ということで、文章の最初の一文から一緒に読解していく。
私「こんなこんこんなになって、いまこんな感じで、この子はどう思ってんのかな?そうだよね、そうだよね。しかもさ、ほら、まきのくんは泣きそうなんだって。どんな気持ちなんだっけ。どんな顔なんだっけ。」
長男「泣きそうな顔」
私「じゃあ、次のとこ、一緒に読もう」
と解説しながらゆっくり読んでいって、問題のところまで来て、
私「で、4文字で何が入って、どんな顔になるんかな?」
長男「うーん、あ、わかった!しあわせな顔!」
なんでやねん!!!!!!!
真島先生の授業動画を見たい。
とても失礼かもしれないですが、私まだ一回も美味しくいただく国語の授業動画を拝見していなくて、、、。
きっと、長男には、私の上のような解説や説明は届いていないと思うのです。
まずもって方向が違う気がする。
真島先生の授業を見たら、何か気づくかな。涙