ずっと行ってみたかった京都の伏見稲荷大社。
聞いてはいたけど、ものすごい人で、しかもほとんどが外国の方々だった。
お山巡りの途中で、お供えするロウソクを買うため、ちょこちょこ売店に立ち寄ったけど、
どの売店のお姉さんと話しても、
来るのは外国の人!9割から9割5分は外国!
と口を揃えたように言っていた。
祈祷所の巫女さんも、
中国の方たちが(再び観光を)解禁されたから、またこれ以上になるのかと思うと、、、(無言)。
と言っていた。
参拝客が増えるのはいいけれど、いろいろ複雑なんだろう。
でも、長男にとっては、外国の方達を身近に見ることができたようで、なんだか刺激になったみたい。
お茶屋さんの椅子に腰掛けていた、アジア系の子供たちが英語で喋っているのを、目を丸くして見ていた。
ねえ、お母さん、
子供でも英語とかスペイン語とか話せるようになるの?
(おそらく彼らが日本人だと思っている)
と聞くので、
毎日、朝起きてすぐの挨拶もおしゃべりも、絵本もテレビも、友達と遊ぶのも夢の中も、ぜんぶ英語にしたら、そりゃ子供でも話せるわさ。
と言ったら、
ものすごく神妙な顔をして何か考えていた。
同世代で、同じ顔立ち、同じ肌の色の子供が英語を話している、
それは大きな衝撃だったようだ。
自分には別世界の英語という言葉、同世代で自由に操れる子がいる、
耳からそんな話を聞いても、きっと「ふーん」で終わると思う。
話を聞くだけじゃなくて、体験したという違いだな。
いろいろなこと、たくさん体験させてあげたいな、と思う。
ついでに、伏見稲荷大社ではご祈祷もしてもらって、その後お神楽もお願いしたのだけど、
私がお願いしたお神楽、
始まった途端に舞台の前に外国の方の人だかりができた。
もちろん、みーんなスマホで撮影してた。
私は奉納する立場だから写真なんてもってのほかだったのに。。。なんか、フクザツー。
まあ、お神楽は、神様のためにお願いしているんだから、別に誰が見ても良いはずなんだけど。
あー、心が広い私になりたい。