松江塾ママブロガーあこの闘争

毎日のたたかいの記録

台北の人たちに助けられた話。④

きのうの続きです。

 

 

若い警察官は、たどたどしい英語で、こう言った。

 

 

 

 

一時間半後に、バス会社から警察に電話が入る。

 

その時に、カバンがあるかどうかわかる。

 

一時間半後に、あなたに連絡をしたいが、どうすれば良いか?

 

 

 

その時、時間は19時30分。

 

一時間半後なら、21時か。

 

近くで時間を潰した方が良いな。

 

下手に宿に帰ってしまう方が、面倒な気がする。ホテルもけっこう遠いし。

 

 

 

と考えたので、

 

では、21時にもう一度、この警察署に来ます。

 

と答えて、とりあえず近くの夜市(ナイトマーケット)に行った。

 

時間もあったので、この時、手持ちの現金をけっこう使ってしまった。

 

そして21時過ぎに警察署に戻った。

 

警察官はまず、

 

 

 

カバンはありました、バスの終点で預かっている。

 

と言った。

 

やった〜!

 

小躍りする私。

 

 

 

そして、

 

 

反対側に行く同じ路線のバスに乗りなさい。

 

運転手にこの紙を見せなさい。

 

 

と言う。

 

渡された紙には、中国語が書いてあったので、翻訳機能で読んでみると、

 

 

 

カバンを忘れている人なので、ターミナルまで乗せていくように。

 

 

 

と書いているようだった。

 

警察の皆さん、めっちゃありがとう!

 

そしてスマホ、マジ神です!!

 

 

 

ここから終点までバスに乗ったら、時間どれくらいですかね?

 

と聞いてみると、

 

30分くらいじゃないかな?

 

と言われたので、

 

30分だったら大丈夫そうだね、と言いつつ小3長女と反対方向のバス停を探しに歩き出した。

 

 

 

数分歩いてバス停を見つけた。

 

 

 

と思ったら、目当てのバスが滑り込んできた!!

 

 

ナニ?!

 

パトカーもだけど、バスもそんな感じ!?

 

なんか、ほんとにツキすぎてる!

 

怖いくらい!

 

と思いつつ、ありがたくバスに乗り込んだ。

 

この時点で21時30分。

 

30分くらいだったら、すぐだね、って長女小3と話をする。

 

 

 

しかし、22時になっても着かない。

 

 

 

30分過ぎたけど、、、?

 

22時10分、

 

22時20分、、、

 

22時30分、、、、、

 

あのー、もう一時間経ちましたけど、、、涙

 

 

 

 

長女小3は、ウトウトしだした。

 

 

 

えーー、遠すぎるんですけど。。。

 

 

 

 

 

 

そして22時45分、やっとターミナルに到着した。

 

 

 

 

 

 

 

事務所で、おじさんがニコニコして待っていた。

 

カバンあったよ、良かったねー!

 

と言ってくれているようだった。(中国語なので分からない)

 

中身も、現金も全てあった。

 

嬉しそうな長女小3。

 

遠かったけど、来てよかったね!

 

いや、もうね!!!大・団・円!!わーい!

 

 

 

よっしゃ、帰ろか!

 

あのー、すいません、バスの乗り場はどこですか?

 

と、ニコニコおじさんに聞いたら、

 

 

 

おじさんニコニコしながら、

 

 

 

No bus !  Finish !

 

 

って言う!

 

えーーーー、

 

そこでこう来るわけ?!

 

 

 

チーン!

 

今、めっちゃ郊外で、遠いところまで来てますけど。。。。

 

 

続く