きのうの続きです。
バスを追っかけていったまま、いなくなった長女小3。
とりあえず同じ方向にゆっくり歩いていったけど、見つからない。
道路沿いの歩道はアーケードがあって、歩道の真ん中に柱がたくさん立っている。
柱の右側を歩いていると、左側はあまり見えないので、もし私たちが違う方を歩いたり走ったりしていたら、すれ違ったまま会えないということもあり得る。
私はバスの進行方向へ歩いているけど、もう彼女は諦めて戻って来ていたら危険かな?
と思ったので、Uターンして戻ることにした。
バスを降りたあたりまで戻ったので、柱の向こう側とこちら側をうろうろしていると、盛大にべそをかきながら長女小3が戻ってくるのが見えた。
事故にあわなくて良かった、
無事に会えて良かった、
でも、カバンがない!と気づいて、即走り出せるのは、すごいなあ、とも思ったので、
あとで、落ち着いた時に、彼女にそう話した。
私なら、固まってしまって追いかけることはできないと思うから、体が動いたのはすごいよね、と伝えた。
さあ、次は、カバンをどうするかだ。
新しい、買ったばかりのカバンに、祖母からもらったばかりの電子辞書と、現金が入っている。