松江塾ママブロガーあこの闘争

毎日のたたかいの記録

台北の人たちに助けられた話 ②

きのうの続きです。

 

 

バスを追っかけていったまま、いなくなった長女小3。

 

とりあえず同じ方向にゆっくり歩いていったけど、見つからない。

 

道路沿いの歩道はアーケードがあって、歩道の真ん中に柱がたくさん立っている。

 

柱の右側を歩いていると、左側はあまり見えないので、もし私たちが違う方を歩いたり走ったりしていたら、すれ違ったまま会えないということもあり得る。

 

私はバスの進行方向へ歩いているけど、もう彼女は諦めて戻って来ていたら危険かな?

 

と思ったので、Uターンして戻ることにした。

 

バスを降りたあたりまで戻ったので、柱の向こう側とこちら側をうろうろしていると、盛大にべそをかきながら長女小3が戻ってくるのが見えた。

 

事故にあわなくて良かった、

 

無事に会えて良かった、

 

でも、カバンがない!と気づいて、即走り出せるのは、すごいなあ、とも思ったので、

 

あとで、落ち着いた時に、彼女にそう話した。

 

私なら、固まってしまって追いかけることはできないと思うから、体が動いたのはすごいよね、と伝えた。

 

さあ、次は、カバンをどうするかだ。

 

新しい、買ったばかりのカバンに、祖母からもらったばかりの電子辞書と、現金が入っている。